Case Study

インタビュー

和食料理店のホール・厨房白衣【独楽寿司様】いざ着てみると、「似合うね!」「みんな若々しく見えるね!」「お店全体が明るくなった」とお客様も言ってくれて、すぐに馴染みました。

独楽寿司 様

独楽寿司

働くみんなが輝ける制服を

神奈川県央地区、八王子、多摩地区などに回転寿司店を9店舗、漁港直送の新鮮な食材で大人気の独楽寿司。

副社長の高麗正之介様に、制服が働く人にとってどうあるべきか、制服が果たす役割など、制服のリニューアルに対する思いを伺いました。

御社について教えていただけますか?

回転寿司はグルメ回転寿司と100円回転寿司というように業界内で分かれています。
私どもはこだわりのネタを、幅広い価格帯で提供していますのでグルメ回転寿司という部類に属しています。特にこだわっているのはネタの鮮度です。実際に小田原漁港での買参権も取得していますので、朝獲れ地魚を店に出すということもやっています。当社ではその日獲れたものをその日にお出ししていますので、鮮度には絶対の自信があります。そうした点がお客様に支持されているのかなと思っております。

制服をリニューアルしようと思われたのはどうしてですか?

以前の制服はポロシャツとバンダナでした。パートさんの働いている姿とその人の私服姿を見て、どちらがかっこよく見えますか、どちらが輝いて見えますかと比較してみると、明らかに私服姿の方が輝いて見えました。やはり事業主としては、制服を着て働いている姿が輝いて見えてほしいし、魅力も感じてほしいと思いました。それが制服を変えてみようと思い立ったきっかけです。

リニューアルのスケジュールを教えてください。

1年ぐらいかかったでしょうか。
(担当:締め切りを決めずにいろいろ提案させていただきました。)
お寿司といえば和食なので、最初は和系のものを探してみました。どの会社のカタログを見ても、若くて綺麗なモデルさんが着ているので、どの制服も良く見えます。実際働いているパートさんは年配の人も多く、体型なども様々です。若い子は何でも似合いますが、幅広い年代の方が輝いて見えることを考えると、和系のデザインはちょっと違うかなと思うようになりました。結局そこまででも、だいぶ時間がかかってしまいました。インターネットなどでも検討していくうちに、和系にこだわらず、ブラウスなどが良いのではないか、意外と輝けるのではないかと思いつきました。

ブラウスをベースに検討を重ねていくうちに、いいなあと思える形が見えてきました。そこから丈の感じや、襟や帽子のデザインなどをどのようにするか、という感じで詰めていきました。ブラウスの方向性にたどり着くまでに半年以上かかったかもしれないですね、そこまでが本当に長かったです。

(担当:すぐにご希望に添えるご提案ができればよかったのですが、なかなかそこまですぐにはたどり着きませんでした。しかし、時間がかかったおかげでいろいろなお話をさせていただくことができました。私としてはいろいろ勉強させていただく時間になったなと感じております。)

とにかくコンセプトが私服より輝くという漠然とした中での検討だったので時間がかかったのは仕方がなかったのかもしれないですね。

リニューアルしてからの皆さんの反応を教えてください。

若い人は概ね好意的に受け入れましたが、年配の人は着る前に、これちょっと恥ずかしいわと難色を示されることもありました。しかし、いざ着てみると、「似合うね!」「みんな若々しく見えるね!」「お店全体が明るくなった」とお客様も言ってくれて、すぐに馴染んでいきました。

飲食業界は人材不足と言われています。人材を確保するためにも制服の在り方というのは重要なのではないでしょうか?

そうですね、今の若い人は仕事も見た目で選ぶと言う一面もありますから。素敵な制服の方が採用しやすいのではないかという思いもありますね。そういうことも念頭において制服をリニューアルしたということもあります。

ダイイチから制服を選ぼうと思われたのはどうしてですか?

いろいろな業者が訪れて来ますが、概ね一回で諦めてしまいます。食材の業者さんにも見受けられますが、だいたい飛び込みできて、あーこれダメだなと思ったら、もうその次からは来なくなってしまう。そういう営業マンとは長く付き合えないですね。そんなに商売は甘いものではないですから。
何回も通って信頼を得て、根気よく提案をする。そういう人でないとなかなか結果は掴めないのではないかと思います。

(担当:最初のきっかけは2、3年前なのですが、試しに何か出してみてとお話をいただき、こちらがいろいろとご提案や検討をさせていただいたところを認めていただけたのかなと感じています。)

やっぱり匙を投げずに、辛抱強く来てくれたっていうところが良かったですね。制服に関しては、やはりこちらはよくわからないから、うるさく要望を言ったと思いますが、こちらが納得するまで辛抱強く付き合ってくれたというところでしょうか。
パートさんの次は社員が輝く制服計画進行中!

これからダイイチに望むことは?

今後はホール社員の制服の変更を考えています。まずパートさんの制服の変更で、パートさんの方には輝いてもらいましたので、今度は社員の方にも輝いてもらおうと。そういった部分の新しいご提案を期待しています。一緒に考えていけたらなと思っています。

アイデアなどは浮かんでいらっしゃいますか?

今のところ私の中では航空会社のCA のような制服がいいなと思っていて、そのようなイメージで行きたいなと思っています。今は画像検索などいろいろ手段がありますので女性社員がどのようなものを希望するかということも考えていきたいと思っています。ただ、人から見られて素敵な服装と、自分が着てみたい服装というのは違うじゃないですか。ホール社員は、一旦ホールに出ると制服は“衣装”ということになります。衣装として輝けるか、お客様に与える印象を大事にしていきたいですね。ある程度冒険してみても面白いのかなと思っています。

制服導入を検討される会社へアドバイスなどございましたら教えてください。

社員が輝いて見えるというのはやはり良いことです。輝いて見えるということは頑張っているということですから。みんなが輝ける服を作れたらいいのではないでしょうか。

新しい制服では皆さん輝いていらっしゃいますか?

それは自信があります。すごい良くなったという手応えがありますね。前のポロシャツと比べると、今の制服では3割増し位にはなっているのではないでしょうか。いくつになっても輝いていたいという思いを大切にしていきたいと思っております。

お客様紹介)株式会社システム企画 神奈川県央地区、八王子、多摩地区などに回転ずし店を9店舗、そのほかフランチャイズ店21店舗を展開