ユニフォーム戦略で企業は変わる!【その2】

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作業服・作業着

2015.09.14

制服・ユニフォームがもたらす効果は、「対外的な効果」と「対内的な効果」に分けられます。今回は、対内的な効果に注目してみましょう。

制服・ユニフォームは顧客や取引先など、周囲に会社の印象を伝えるうえで大きな役割を果たしますが、同時に、会社で働く社員・スタッフの意識にも影響を及ぼします。デザインや色を決める際には、「着る人」に及ぼす影響にも目を向けて検討する必要があります。

制服・ユニフォームの導入・刷新による主な対内的効果は、以下のとおりです。

  1. (1)社員の職業意識向上、マインドチェンジ
  2. (2)社員の帰属意識向上、一体感の醸成
  3. (3)ユニフォームの機能性が向上すること、またオン・オフの切り替えが明確になることによる作業効率アップ・生産性アップ

なかでも重要な効果は、社員の職業意識向上や一体感の醸成です。

人は着ている服にふさわしい振る舞いをする!?

人は、自分の服装にふさわしい行動をする傾向があることは様々な研究によって実証されており、心理学においては、これを「ユニフォーム効果」と呼んでいます。警官の制服を着ている人は、警官としてふさわしい行動をしようと努めますし、ナースのユニフォームを着ている人は看護師らしく振る舞おうという意識が働きます。ユニフォームは、それを着る人に職業意識・役割意識を与え、行動を変えていく効果があるということですね。

HONDAが白い作業着を採用しているのはなぜ?

HONDAの工場では誰もが白い作業着を着るというルールがあり、日本だけでなく、世界中のHONDA工場で白い作業着が着用されています。なぜ、作業着をわざわざ汚れの目立つ白にしたのか? これは、「よい製品はきれいな職場から生まれる」という考え方や、「私たちは自動車の医者である」という考え方からきているそうです。社員全員がきれいな職場づくりを常に意識するとともに、自動車の医者であるという自覚を持ち、高いモチベーションで働いています。ユニフォーム効果をうまく活用している企業だと言えるでしょう。

ユニフォームから生まれる一体感

サッカーのワールドカップやオリンピックなど、大きなスポーツイベントの前には新しいユニフォームが発表されますよね。これは、全員が同じユニフォームを着ることで「オールジャパン」として一致団結することができ、一人ひとりの選手が「フォア・ザ・チーム」の精神をより強くできるからだと言えるでしょう。

ユニフォーム・制服によって一体感や団結力が育まれるのは、スポーツの世界に限った話ではありません。先日(2015年8月)、三菱東京UFJ銀行が約5年ぶりに制服を復活させると発表しました。同行は経費削減の一環として制服を廃止していましたが、2016年が合併10周年であることや、企業ブランドを向上させるため、行員の一体感を高めるために制服を復活させるとのこと。企業や店舗が「One Team」になるためには、ユニフォームは必須のアイテムなのかもしれませんね。

 

ユニフォームが社員を育てる!

ユニフォームは着る人の意識を変え、行動を変える力があります。社員の働き方を変えるには、ビジョンを再構築したり、外部研修を受けたりするより、実はユニフォームを変えるほうが効果的なのかもしれませんね。
制服・ユニフォームの導入・刷新をご検討の方は、以下のコラムも併せてご一読ください。

>ユニフォーム戦略で企業は変わる!【その1】