Case Study

インタビュー

商業施設の清掃・管理スタッフのユニフォーム【三菱地所プロパティマネジメント株式会社様】「清掃員らしくない、たとえばカフェの定員のようなユニフォーム」 理想のユニフォームをあきらめないで済みました。

三菱地所プロパティマネジメント株式会社 様

JAよこすか葉山

1. 「MARK IS みなとみらい」について

「MARK IS みなとみらい」について教えてください

「MARK IS みなとみらい」は、三菱地所グループの商業施設「MARK IS」の、静岡に続く2つ目で、 2013年6月21日にオープンしました。みなとみらい地区の中心に位置する、横浜高速鉄道「みなとみらい駅」とは地下4階で直結しており、横浜美術館とグランモール公園と隣接しています。 店舗面積は約43,000㎡(地下4階、地上6階)の低層型商業施設で、無垢やレザーなど、それぞれデザインの異なる30カ所以上のシーティングスペース(ベンチなど)をご用意し、買い物だけでなく、ゆったりと過ごせるよう配慮した施設です。

2. 「MARK IS みなとみらい」ではダイイチから、どのようなユニフォームを導入しましたか?

「MARK IS みなとみらい」ではダイイチから、どのようなユニフォームを導入しましたか?

清掃員のユニフォームをお願いしました。2社の清掃会社さんにお願いしていますので、色違いを各1種類と3階のフードコート用のユニフォームの合わせて3種類、110名分のユニフォームをお願いしました。 フードコート用ユニフォーム 5 茶系ユニフォーム 黒系ユニフォーム 室岡様にお伺いします。ダイイチのユニフォームを着た印象や着心地はいかがですか? 室岡様)動きやすいことはもちろん、とても機能的なユニフォームですね。サロンエプロンにポケットが3つあるので、小物を持ち運ぶのに重宝しています。たとえば、ダスター(雑巾)など、お客様の視界に入れたくないものは、このポケットにしまっておけます。

お客様からの反応はありますか?

(室岡様) ご覧のようシックな感じのユニフォームですので、清掃員というよりは、カフェの店員に見えるようですね。
お客様からのお声掛けいただくことが多いです。

3. ユニフォーム導入における要件

ふたたび、端山様にお伺いします。清掃員のユニフォームを導入するにあたり、どのようなご要件がありましたか?

次の3つを要件として考えていました。

要件1:納期厳守 ⇒オープンが6月21日と決まっていますので、それまでに納品されること。

要件2:コンセプトに合致したユニフォーム ⇒施設のコンセプトに合う清掃員のユニフォームであること。 清掃員というと、どうしても作業着的なユニフォームが連想されがちです。しかし、それだけは避けたかった。大まかなイメージは、カフェの店員。チェックのシャツとサロンエプロン、キャスケット(ハンチング帽の一種)の3つを希望していました。

要件3:清掃員のユニフォームとして、充実した機能面・耐久性 ⇒見た目だけでなく、実用面もしっかりしていること。 イメージはカフェの店員ですが、いくらデザインや色がよくても、機能面・耐久性に欠けていれば、清掃員のユニフォームとしては相応しくありません。清掃員は数々の清掃道具や小物を持ち歩いています。それがお客様の目につくことがあっては不快に思われてしまう。

ですから、それを隠せる豊富なポケットはリクエストしました。同時に、動きやすく、吸汗・速乾という活動的なユニフォームの基本性能に加え、清潔感を保つためにも汚れがつきにくく、落ちやすい生地。また、洗濯しても生地が傷みにくい、色落ちしにくいなどの耐久性は必要でした。

導入前に、ユニフォームの完成イメージは、どの程度ありましたか?

漠然としたイメージとしての「カフェの店員」はありましたが、完成イメージは、ほとんどなかったです。 社内の上層部や館長・副館長からも、「こういうのがいいのでは?」というアドバイスをもらいましたが、イメージするものと何かが違う。もう少し、違うことをユニフォームで表現したい。

それをどう考えて具現化したらいいのか、悩んでいました。 ダイイチさんと打合せするときにも、そんな漠然としたイメージを伝えるだけでしたが、数多くのアイデアをお持ちくださいました。

4. コンセプトに合わせてくれた、ダイイチの提案力

具体的にダイイチの提案はどのようなものでしたか?

最初にヒアリングがあり、私たちのイメージと希望を伝えました。 そのうえで、3案ほどご提案いただきました。それをもとに、「ここはこうしたい」「こんな感じで」ということを繰り返して、少しづつ絞り込んでいき、イメージを具現化していきました。 たとえば、ユニフォームのシャツはチェック柄を希望していました。具体的に色味やシルエット、素材やチェックの大小など、ほんとうに細かい部分にまで親身になって相談に乗ってくれました。

ユニフォーム選定にあまり時間をかけられなかったようです

はじめてお会いしたのが、2月下旬。6月21日のオープンに間に合わせるには、実質3か月ほど。
タイトなスケジュールでした。

打合せは、どれくらいの頻度で行いましたか?

週1回くらいですね。こまめにお越しくださり、助かりました。 また、「いつまでに何を決める」という、外してはいけないタイミングを、適宜教えてくれましたよね。こういった気遣いは、オープン直前でバタバタしていた私にとって、大いに助かりました。 驚いたのは、その情報量です。サンプルを含め、様々な提案をいただきました。加えて、「ご要望とは少し違うかもしれませんが」という周辺の情報。新しい発見になったり、気づいたり。そのおかげで、イメージしていたユニフォームの理想をあきらめないで済みました。

5. 導入後に気づいたこと

ダイイチのユニフォームを導入して気づいたことはありますか?

厳密にいうと、導入後ではないかもしれませんが、ユニフォームはカタログで見ても、実際の動いているイメージはあまり沸かないということですね。 実際に誰かに着てもらわないと判断はむずかしい。ユニフォームを着て、清掃員としての動きがしっかりとイメージできないと、判断できないんですよね。
どれもいい感じに見えてしまって。特に清掃員の方は女性の方が多いですから、実際に女性が着ているところを見ないと良し悪しを判断できませんでした。

6. どのような企業に、ダイイチを勧めたいと思いますか?

私たちが抱えていた課題は、この2つです。 「3か月以内にユニフォームを必要としていた」 「漠然としたイメージしかなかった」 当社の経験上、これらのような課題をお持ちの企業なら、ダイイチさんが頼りになるはずです。
きっと、理想をあきらめないで済むと思います。

7. ダイイチへの今後の展望と期待

ダイイチへのご要望や期待などがあれば、お聞かせください

3か月という短期間でも、ダイイチさんとの打合せの中で、イメージがどんどん具現化していきました。そのうえで、いただいたすばらしいアイデアとご提案の数々、大変感謝しています。今後も、いろいろとご相談させていただきます。引き続き、どうぞ宜しくお願いします。