コラム

介護ユニフォームの選定で外せない3つのポイント

はじめに

介護施設のユニフォームの選定は、安心・安全に作業できるようなユニフォームが必要といえるでしょう。
ユニフォームは、見た目の印象などの施設の利用者への配慮はもちろんですが、施設で働く介護スタッフにも機能性やデザインに配慮した重要な要素となります。
そこで、介護ユニフォームの選定で外せないポイントを解説していきます。

介護ユニフォームを選定する上で外せない重要なポイントは3つあります。
・ストレッチ性のある動きやすさ
・誤飲などを防止する安全性
・汚れやすいので手入れしやすく清潔感のある身だしなみ

次にそれぞれのポイントを紹介していきます。

①動きやすさ

介護職のスタッフは、食事や歩行、入浴、排せつといったさまざまな面で利用者をサポートをします。
立ったままの姿勢のときもあれば、中腰やしゃがんでの作業など、介助によって体勢を常に変えながらの仕事となります。
そのため、当然ながら介助作業には動きやすくて伸縮性のあるユニフォームが望まれます。
伸縮性がない生地のユニフォームですと、窮屈で作業しづらくなりますが、動きやすくする為に少しゆったりとしたデザインのユニフォームにすると、ダボついた感じがかえって邪魔になり、作業に支障が出てしまいます。
身体にフィットして動きやすさを損ねないストレッチ性のあるユニフォームですと、急な姿勢の変化にも対応できます。
また、介護職は動くことが多くて汗をかきやすい仕事でもあります。
通気性や吸水速乾に優れた素材を選定することで、少しでも快適に汗をかいてもべたつきなども少なく、快適に作業を続けられるでしょう。
生地のストレッチ性だけではなく、通気性や吸水速乾に優れて動きやすいユニフォームの選定がポイントとなります。

②安全性

介護職スタッフ本人だけではなく、接する利用者に対しても安全性が求められています。
ボタンが少なく、ファスナーも短いデザインだと安全です。
ボタンやファスナーは利用者の髪の毛が絡まってしまう恐れがあります。
しかも、一度絡まるとなかなか取れないこともありますし、力のいる作業中だと姿勢を変えられず、思わぬ事故につながる可能性が生まれます。
さらに、ボタンが外れてそのまま気付かず、気付かないことが多くあり、利用者が誤って誤飲する恐れもあるものです。
ボタンで人や商品を傷つけないよう突起物の出ない比翼仕立てにするなどの配慮も必要です。
ポケットにも注意が必要といえます。
ポケットの位置によっては、利用者の手や指が入ってしまい、ケガを誘発する可能性もあります。
もちろん、ポケットが全くないと不便ですので、最低限にとどめておくようなデザインがポイントといえます。
介護施設の利用者は個人差があり、要介助の人もいれば、最小限のサポートで済む場合もあり、介護施設や利用者によってさまざまといえます。
利用者の急な体調不良の場合もあるので、ユニフォームはデザイン性に重視するよりも、ポケットやボタンなどは少なくて済むようにしましょう。

③清潔感と手入れのしやすさ

介護施設のスタッフは利用者との距離も近いので、消臭効果もあって清潔感のあるユニフォームを着用して不快感を与えないようにすることも必要な要素の一つです。
汚れが目立ちにくいユニフォームの色も選択肢ですが、黒などは利用者から歓迎されないカラーとなりますので、できるだけ清潔感のある色を選びましょう。
また、介護施設は作業中に汚れやすいので、毎日着替えが必要ですから繰り返し洗濯しても汚れが落ちやすくて破れない丈夫な素材がポイントとなります。
色落ちもせず、長持ちするユニフォームは重宝するものです。
洗濯を繰り返すと型落ちや縮むこともありますが、介護施設で利用するユニフォームは繰り返し洗濯しても崩れないものが理想といえます。
カラーが豊富で丈夫な素材を使用しているユニフォームは、清潔感と手入れのしやすさからも介護施設に向いているでしょう。

ユニフォームで利用者の安心感も高まる

介護施設の利用者は、家族の元を離れて不安や緊張を持っていることもあります。
明るくて爽やかなカラーや柔らかい印象を与える柄など、視認性の高いユニフォームは信頼感や親近感を与え、利用者にとって安心感の高まる効果が見られます。
また、このようなユニフォームは利用者のご家族にとって、安心感のある職場という印象を持ちやすくなるでしょう。

ご利用者、ご家族に寄り添った介護ユニフォームの導入事例(社会福祉法人池上長寿園様)
https://www.un-daiichi.co.jp/casestudy/1266/

オーダーメイドのオリジナルデザインで他社と差別化を図る

人材確保が介護事業者の課題です。
ユニフォームは、採用サイトでも目につき、応募する際の決め手になる要素です。
介護スタッフは、利用者以外にも、家族との面談や病院への付き添いもあり、多くの方と接する仕事ですので、見た目の印象にも気を使いたいところです。
他社と差異化を図るためにも、オリジナルで安心感のあるユニフォームは人材不足の解消へ大きなアピールポイントにも繋がります。
オリジナルデザインのユニフォームは、デザインだけでなく生地や色の選定などの自由度も高く、企業のオリジナリティを全面に出したい場合やカタログ商品で希望のユニフォームが見つからない場合などにオススメです。

オーダーユニフォームの介護ユニフォームの導入事例(株式会社ソラスト様)
https://www.un-daiichi.co.jp/casestudy/1270/

まとめ

ここでは介護施設のユニフォームの選定に外せない3つのポイントを解説してきました。
・動きやすさ
・安全性
・清潔感と手入れのしやすさ

この3点は特に重要なポイントといえるでしょう。
また、爽やかなカラーや安心感を与えるカラーなどを選定する事で利用者に安心感を与えることにもつながります。
働いてみたいというオリジナルデザイン性を持ったユニフォームは人材不足解消への期待も高まるでしょう。

【参考商品】
おすすめチノパン徹底比較
https://www.e-uniform.jp/view/category/care-pants

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https://www.e-uniform.jp/view/item/000000003263?category_page_id=care-polo