コラム

ユニフォームの導入効果

uniform colum

 

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世の中には、「経費削減のため、制服は廃止にしようか・・・」と考える企業もある一方で、「ユニフォームをリニューアルしました!」という企業は後を絶ちません。

ユニフォームを刷新・運用するには一定のコストがかかりますが、それでも企業がユニフォームに投資するのはなぜでしょうか? そこには、ユニフォームがあるからこそ得られる様々なプラスの効果があるからです。

企業のブランドイメージを変えられる

企業が制服・ユニフォームを導入することで得られる効果としては、企業のブランドイメージを変えられることが挙げられます。たとえば、新しい企業としてのビジョンを発表したり、これまでにない新事業を立ち上げたりするなど、企業の変化を社会・地域に向けてアピールしたいとき、制服は「動く看板」としてうってつけのアイテムになってくれます。さらに、企業が成長していけば、ユニフォームはその企業の象徴として憧れの視線を向けられるようになることもあります。

企業の認知を拡大できる!

ユニフォームには、基本的に企業名や企業ロゴが記されています。制服を着用している期間が長くなれば長くなるほど、自然とそれらの制服、ひいては企業名が人の目に触れるケースが増えていき、知名度アップにつながっていきます。また、繰り返し同じ制服を目にすることで、人々は親近感を覚えるようになります。

スタッフにプロ意識が芽生える

 スポーツ選手が、「ユニフォームを着ると気持ちが引き締まる」などと言うことがありますが、これは企業・店舗のユニフォームでも同じです。「制服を着ると仕事モードに入れる」というのは、よく聞かれる作業服の効果です。また、ユニフォームを着用することで「自分はプロである」という自覚が芽生えやすくなり、そこから意識が変わり、仕事の質まで変わっていくことがあります。

スタッフ同士の一体感が高まる

 スポーツの世界のことを考えていただくと分かりやすいと思いますが、同じユニフォームを着た者同士には仲間意識が芽生え、組織に一体感が生まれます。「自分はこの組織の一員である」という気持ちから、All for Oneの意識が高まり、結果として組織力の向上につながることは珍しくありません。

ユニフォームにはこんなデータも!?

 以前、あるテレビ番組で、「人はなぜユニフォームを着るのか」について科学的視点から分析する特集がありました。そのなかでは、「集団でユニフォームを着用した場合、連帯感が生まれ作業能率が高まる効果がある」ということが実証されていました。

また、作業服を着用することで周囲に自分の職業を伝えることができるだけでなく、「その作業服に見合った行動を取ろうという心理が働き、自然と作業に集中しやすくなる」という結果も出ました。

経営者や管理職の方からしたら、非常に興味深い事実ではないでしょうか。