Case Study

インタビュー

総合建設会社のユニフォーム【株式会社大勝様】設立60周年を前に完成させた新ユニフォーム、現場社員の意見を取り入れ、若手・女性社員の採用促進にも配慮

株式会社大勝様

大勝様は横浜市西区に本社を置き、横浜市内を中心に分譲マンション、賃貸マンション、福祉施設などの建築工事、宅地造成や新設道路など土木工事の他、建物のリニューアル、解体に携わる総合建設会社です。

創業以来「品質と信頼」を第一に顧客満足の創造に取組まれており、“わたくしたちは「YES」から始めます。「できない理由」は探しません。” の企業理念でこれからも「元気印の成長企業」を目指す方針です。

2027年に設立60周年を迎えることもあり、この度ユニフォームをリニューアルされました。リニューアルに携わった建築工事部の井実様、同部の若手リーダー新倉様にお話を伺いました。

旧ユニフォームの生地廃番がリニューアルのきっかけ

ユニフォームをリニューアルすることになった経緯をお聞かせください。

井実様 :

私は入社26年目で、建築工事部で所長を勤めております。約15年前に企画部に在籍していた頃、ユニフォームのリニューアルに携わった経験があり、今回責任者としてモデルチェンジを行いました。

当社は2027年に60周年を迎えます。本来は周年のタイミングで(ユニフォームの)リニューアルをと考えておりましたが、これまで着用していたユニフォームの生地が廃番となり、追加ができなくなったため、これを機にデザインを一新することにしました。

職人との差別化、カジュアル過ぎないデザイン

新しいユニフォームの具体的なイメージはありましたか?

井実様 :

具体的なイメージは特にありませんでしたが、前回同様大勝オリジナルデザインにしたいと考えていました。また、若手や女性人材の採用促進、リクルート効果が見込めるものという点、取引先との商談時に着ていけるカジュアル過ぎないものという条件で選定を進めていきました。

一方で現場仕事なので、動きやすさは重視。旧ユニフォームはハーネス(安全帯)を着用した際に胸ポケットが使いづらいということがあったので、そこは改善したいと思いました。大きさについても、以前は野帳用のサイズでしたが、今はスマホを携帯することが大半なので、サイズの見直しを行いました。

新倉様 :

私は入社12年目、入社時より建築工事部に所属しており、今年より現場の所長を担っております。若手リーダーを務めており、年々新入社員の採用が難しくなっていることを感じていましたので、若年層に支持されそうなデザインにしたいと思い、話題になりそうな奇抜なユニフォームも良いのではないかと考えていました。

奇抜なアイディアも含めて様々な意見を出し合う検討委員会

新デザインはどのような手順で検討しましたか?

井実様 :

まず、現場社員を中心とした7名のユニフォーム検討委員会を発足させました。メンバーの年齢は20代~40代で、自由に発言できる環境を意識しました。これから10年以上着用することを前提に、長く着用するメンバーということと、他者の意見に流されない、自分の考えを発言できる社員を中心に人選しました。

そのメンバーで、幅広く意見を出し合いました。先ほど“奇抜なユニフォーム”という表現がありましたが、具体的には“つなぎ”や“ハーフパンツ”などで、そのような意見も出し合い検討しました。

一方で旧ユニフォームのイメージを踏襲したいという意見も大切に検討していきました。
リニューアルをお願いする会社はダイイチさんだけではなく、もう一社声をかけてコンペという形式をとりました。提案依頼についてはこちらからの要望は伝えずユニフォーム会社さんに一任しました。単純にどのような提案をしていただけるかを見たかったためです。

ダイイチ担当者 :

提案の依頼を受け、参考となる既製品のサンプルとデザイン画を見ていただきました。弊社以外の会社の提案も含めて委員会で検討していただき、サンプルを作成するという流れでした。検討会にも参加させていただき、選考過程の様子を見せていただきました。

サンプルは実際に試着し、コーディネートや動作に違和感がないかを確かめていただきました。若い方々の意見を積極的に取り入れていらっしゃったのが印象的です。

ユニフォームの色が変わることに賛否の意見

検討過程でご苦労されたことはありましたか?

井実様 :

苦労というほどのことではありませんが、色を検討する過程では意見が分かれました。従来の色から変えて新鮮なイメージを希望する意見と、従来の色を踏襲するという意見がありました。最終的には委員会のメンバーで議論し、変える方向で進めることにしました。結果的に、大勝のコーポレートカラーのグリーンから発想した深みのあるカーキ色と黒の組み合わせになりました。

ユニフォームと共に育てる企業イメージ

これから本格的に着用が始まるということですが、新ユニフォームの印象はいかがですか?

新倉様 :

まず見た目が格好良いと思いました。何度か着用してみましたが、ストレッチが効いていて良いですね。以前のユニフォームは生地が硬く伸縮性がほとんどなかったので、比べるとかなり違います。
デザイン面では奇抜なアイディアも考えましたが、実際に出来上がってみるとこれが一番良かったと思うようになりました。様々な意見を検討した甲斐がありました。女性社員からもサイズが合うようになったと好評です。

ダイイチ担当者 :

今回を期にサイズの見直しを実施しました。以前のユニフォームが15年前の型で、ゆとりのある大き目のシルエットでした。それを近年人気のスタイリッシュな細めのシルエットに変更し、女性用の小さいサイズ(SSサイズ)も追加しています。

井実様 :

現場に女性社員がいると良い意味で空気が変わります。男性だけの現場と比べ、雰囲気が柔らかくなるように思います。そのような効果の期待もあり、女性の採用を積極的に行いたいと考えているので、女性が着やすいという点も重要です。

新ユニフォームの着用はこれからなので、皆の意見は徐々に出てくると思いますが、まずはリニューアルできたことが良かったですね。
会社のイメージはユニフォームによって変わると思います。これから10年、15年と、大勝という企業が新しいユニフォームと共に成長できればと願っています。

大勝をよく勉強していただいた点が採用理由

ダイイチを選んでいただいた理由をお聞かせください。

井実様 :

現納業者という利点はあったものの、当社のことを良く勉強していただいたことが大きかったです。他社様も今風のスタイリッシュなデザイン提案をしていただき、そのまま採用しても問題ないだろうと思う内容でしたが、ダイイチさんの熱意と提案力が優れていましたので、業者決定させていただきました。企業理念の「BEGIN FROM YES、DAIKATSU」というメッセージを背中に刺繍するというアイディアも採用させていただきました。

委員会の人選、幅広い意見から絞ることが成功の鍵

今後リニューアルを考えていらっしゃる方にアドバイスをお願いします。

井実様 :

ユニフォームの選定は社員全員で行うことは難しいので、検討委員会のメンバーの人選が重要となります。私が考えた人選のポイントは以下の通りです。
・自分の意見を忖度なく発言できること
・現場の経験があること
・年齢層は幅広く
・職種の偏りがないこと
このようなメンバーで各々の意見を発言し合って、検討していくと良いと思います。

新倉様 :

最初の段階では奇抜な意見も言ってみることをお勧めします。採用の可能性が低いからといって無難な意見ばかりだと検討の幅が狭くなり、皆が満足するユニフォームにならないと思います。様々な意見を出し合って、揉んで一つに絞っていくという手順を踏むことが大切です。

ユニフォーム検討委員会への参加で深まった理解

今回のリニューアルを振り返って

ダイイチ担当者 :

まずは、無事に納品できたことに安堵しています。
また今回のインタビューで、弊社の提案に満足していただけたとのお話を聞くことができ、大変嬉しく思います。

今回、大勝様のユニフォーム検討委員会に参加させていただき、検討の経緯を知ることができました。その結果、ご要望の背景を理解することが出来たのだと思います。そういった経緯もあり、サンプル作製後は大幅な修正もなくスムーズに進めることができました。お客様と近い距離感で仕事をすることで、満足いただける商品を提供できたのだと思います。

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