ヨコハマ未来創造会議 「横浜フラワー&ガーデンフェスティバル2025」での共創ワークショップのご報告

「横浜フラワー&ガーデンフェスティバル2025」開催について
GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)の開催まで2年を切った横浜市で、日本最大級の園芸イベントである「横浜フラワー&ガーデンフェスティバル2025」が、2025年5月3日(土)~5日(月)に開催されました。
本イベントの横浜市が出展するヨコハマ未来創造会議のブースにて、共創の取り組みをご紹介しました。

ヨコハマ未来創造会議×株式会社ダイイチ 共創事例の展示
ヨコハマ未来創造会議は、熱意あふれる若者たちのアイデア・行動力と、横浜に集う様々な企業や地域等の皆さまの活動を掛け合わせて、環境にやさしいアクションを生み出し、GREEN×EXPO 2027 でその活動成果を発信することを目指して活動しています。
株式会社ダイイチ、はユニフォーム事業のサステナブルな取り組みとして、 “紙糸”を使ったユニフォームの製造に挑戦をしています。
この紙糸を作るために用いられるのは、森林の保全に不可欠な間伐作業で発生した未利用の間伐材と使用済みの紙資源です。
これらのアップサイクルは、間伐作業を持続可能にすることや、環境負荷の低減につながります。
作られた紙糸は、以下のような特性を持ち合わせています。
<軽量性> <吸放湿性> <紫外線・赤外線カット> <生分解性>
横浜市の間伐材(道志村水源林)と市内で回収した紙資源で紙糸を作り、若者たちのアイデアと感性を生かしたプロダクト開発に取り組みます。

サステナブルな素材「紙糸」を使ったワークショップも実施
ブース内では、間伐材と紙資源をアップサイクルしたサステナブルな素材「紙糸」を使ったワークショップも実施しました。
1日4回、各回定員8名が連日満員となり100名超える方にご参加いただきました。
ワークショップは、「紙糸」を製造する一般社団法人アップサイクル様から講師を招き、紙糸で作ったハンカチを福島県の会津地方の伝統的な染型「会津型」で染めるというものです。
お好みの型を使って染め、自分で名前を型彫したもので刻印してオリジナルのハンカチを作っていただきました。
参加者のみなさまには、楽しんでいただきながら、紙糸を通じて環境との共生と循環型社会形成の重要性をお伝えすることもできた貴重な機会となりました。
今後もサステナブルな視点での地域貢献を目指し、ヨコハマ未来創造会議に取り組んでまいります。
